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執筆者の写真Yuuki Koide

東横地陣屋関連資料

更新日:2023年12月8日

こんにちは。黒田家代官屋敷資料館で「東横地陣屋 (ひがしよこじじんや)」に関する絵図と古文書が公開されていました。


江戸時代、この地域の村は相給が多く、諸大名領、諸寺社領、幕府領、旗本領などが複雑に混在し、複数の領主によって構成されていました。上級旗本が知行地に構えた役所のことを「旗本陣屋」と呼び、菊川市域には東横地陣屋と月岡陣屋がありました。


正保二年(1645)年、遠江横須賀城主に本多利長が入ると、本多利長の兄弟で旗本となった本多助久が遠江国城東郡4500石を分与され、黒田家が旗本本多氏の代官を務めました。

旗本本多氏の陣屋は東横地にあり、旧小笠町赤土の赤堀家には、祖先が馬にまたがり東横地陣屋に通ったという伝承が残るようです。また、今回展示されていた東横地陣屋に関する古文書の中には旧小笠町丹野の旧家 三橋家に関する内容も書いてありました。


とても貴重な資料かと思いますので、ぜひ見に行ってください😊


黒田家代官屋敷資料館

〒437-1514静岡県菊川市下平川862番地の1

・0537-73-7270(資料館受付)

・0537-73-1137(社会教育課文化振興係(埋蔵文化財センターどきどき))


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